Slogan Silicon Valley Trek

400人近い中から選抜された大学生数名とスタッフ一同をメンバーとしたSilicon Valley Trekチームによるブログです。シリコンバレーの有名企業への訪問や現地start-upでのインターン経験、現地で活躍する方々との交流を通してシリコンバレーの生の声を日本の学生に発信することを主な目的にしております。【シリコンバレーサマーキャンプ】http://sss.goodfind.jp

1週間のシリコンバレー滞在で私が学んだことver.1『日本とシリコンバレー根本的な違いについて』

ご無沙汰しております。スローガンインターンの大野駿です。

 

このブログをお読みいただいている皆様はご存知の通り、私たちSlogan Silicon Valley Trekチームは、先月9/18~9/25にかけて、スローガンのプログラムとして米国シリコンバレーに行ってきました。

 

そこで得た学びを今日から少しずつではありますが、書き記していきたいと思います。

 

他の参加者からの学びも機会があったらここでご紹介差しあげたいと思いますし、今後スローガンで出版されるGoodfind Career Magazineでも数ページに渡って取り上げていただく予定です。

 

また11/4(水)の午後にスローガン社にてSSS報告会を企画しておりますので、ご都合が合う方はふるってご参加いただけると幸いです。詳細はまた後ほど。

 またこのページの最後に「特典?」をつけたので、是非、最後まで読んでいただけたら幸いです。

 

 

さてさて、本プログラムでは、以下の会社や大学を、合わせて22箇所訪れました。


Twitter

Lookout Security

500 startups

Facebook

Instagram

Youtube

Oracle

Linkedin

YJ America

Mercari

Apple

Square

Scrumventures

Chatwork

UC Berkeley Haas business school

Stanford d.school

Stanford VHIL

EdSurge

Salesforce Annual Event

SVE South Bay Pitch and Demo Fest

Women's Startup Labs

Singularity University


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これらに加えて、個人的に貴重なお時間を割きお会いしていただいた方、本当にありがとうございました。

 

↓ちなみに現地でのスケジュールはこんな感じでした。

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いま振り返ってみると本当にカツカツですね…笑

訪問のみでなく、グループワークやピッチの時間をとろうとしたら寝る時間がなくなりましたね(照)

 

今回のプログラムでは本当に色々なことを学ばせていただきましたが、その中でも特に印象に残ったことを今日から少しずつ書いていこうと思います。

 

第1回目として、

『日本とシリコンバレーの根本的な違いについて』

 

シリコンバレー「環境的な特徴」「会社の特徴」に絞って書きたいと思います。

(あくまで私の個人的な意見、考えになりますので参考までに。)

 

⑴環境的な特徴

▽人、物、金の特質、構造の違い

特に人、金について。スタートアップが成功するのかではなく、必ず成功する、そのためにはどうしたらいいのかを考えている人が多いイメージ。また投資家や500 startupのような企業を金銭面で支援するだけでなく、全面的に支援してくれるような施設が多い。

 

スタートアップイベントや講演会など自分の意見を言ったりする場が多い

日々のmeet.upやスタートアップのイベントが毎日どこかで開催されている。そこで会う人からは「いま何に興味を持っていて」「将来自分がなにしたいのか」について聞かれることが多く、そうした質問に対し、堂々と夢を語る人が多い。

 

インキュベーション施設の数が多い

上記のように投資家、incubation施設が多い。

 

成功した投資家や起業家との接点が持てる

これも数多くのイベントによるところが多い。シリコンバレーですごく感じるのがすごい人に簡単にもしくはたまたま会えてしまうこと。

 

iPhoneMacを持っている人の数が多い

スタートアップ=クールなイメージ。スタートアップ信者が多い。

 

▽Uber、Airbnbなどを近年流行っているアプリの利用頻度が高い

上記に同じく。観光地でも、タクシー代わりにUberをよく見かけました。

 

▽起業家を尊重する文化、起業することに抵抗がない空気感

イベントで起業家に会うことが多く、皆が将来のGoogleAppleのような企業を作ろうと目をキラキラさせて話している。

 

▽大学在学中にベンチャーでのインターンを斡旋する大学など環境の違い

プログラム中お会いしたJessieの出身大学のWaterloo大学などインターンを斡旋する大学がほとんど。

 

etc...

 

⑵会社の特徴

▽働き方、労働の捉え方の違い

Googleなどの企業ではライフワークバランスを意識している。また会社内にジムや食堂があるのが一般的で、健康に対する意識も高い(スタンディングデスクをほとんど会社で見受けました。)

 

ストックオプション制度が当たり前

会社の伸びしろや将来性に期待して入社する社員が多い。会社と一緒に成長していくという考え方。

 

▽労働時間がフレックス

出勤時間が決められていない企業もちらほら。

掛け持ちしながら午後出社みたいな社員もいる。退社時間も自由みたいな会社が多い。

 

▽実際に手足を動かして行動する文化、失敗できる環境(とりあえずやってみろみたいな会社が多い)

 

裁量労働制実力主義

日本の終身雇用の考え方と逆。

 

▽社員の流動性が高い

TwitterFacebookでは3年くらいのスパンで転職する人が多いとのこと。

 

etc…

 

 こうしたシリコンバレーの良さに魅せられて、気づいたら日本企業の課題について考えていました。

 

日本企業の課題って?

 

日本企業はよく、

労働生産性が低い

②社員のモチベーションが低い

イノベーションが起こりづらい 

 

などよく言われますね。実際に正規で働いたことがないので本当のところわかりませんが(笑)

 

なんとなく①、②は会社側の問題によるところが多く、新たな制度を導入したり、現状の制度を弱めたりすることによって解決を試みることはできるのではないかと思いました。(課題の要因は会社内部にあるということ)

 

新たな制度と書きましたが、日本の労働生産性や社員のモチベーションの問題を解決するためには、やはりアメリカで当たり前のストックオプションの制度」は日本でも浸透させていくべきではと思います。

 

もちろんなぜ日本で広まらないかを考えたり、この制度導入しても差があまり見られない、大企業との相性は?などの意見があり、一筋縄に解決するのは難しいと思いますが…。(※ちなみに「ストックオプションについて」は下記で簡単に説明してあります。)

 

一方で、上記でいう③に関して企業や人を取り巻く環境(外部環境)によるところが多く、今後日本でもミートアップを通した人と人との接点や、投資家との交流(渋谷にあるHiveShibuyaのようなCo-workingスペースやIncubation施設)が増えたりすればよりスタートアップやinovativeな企業が生まれやすいのではと思いました。

 

もちろん日本企業の課題として否定的に書いたのはあくまで上記の①〜③についてであって、シリコンバレーの企業と比較した日本企業の良さももちろんありました。

たとえば、起業時の文化や会社の考え方を社員に浸透させたり、長年に渡って存続させたりするのは日本企業のほうが得意だと思います。

 

 

ということで、

ここまで、日本とシリコンバレーの違いをつらつらと書いてきましたが、日本とシリコンバレーにおいて最も大きな違いだと感じたのはやはり、その空気感。

 

すなわちシリコンバレーは、

 

「自分のやりたいことが本当に実現すると信じられた環境」にみえました。

 

そういった環境が優秀な人材を呼び、投資家を呼び、スタートアップやイノベーションが生まれるのではないかと、単純ではありますが再認識できた機会だったように思います。

 

今回は一週間という短い時間でしたが、いろいろな企業でいろいろな方々の意見を同時に吸収することができ、これまでと比べて視野が広くなりました。

 

やはり様々な経験をしている人から それぞれ異なる意見、考え方を知り、それを自分で解釈していくことの繰り返しで人は成長できるのではないでしょうか。

 

ということで、直近で『様々な経験をしている人からそれぞれ異なる意見、考え方を知り、それを自分で解釈』できる機会として一押しのイベントがあります。

 

それが来週開催されるこちらのイベント、

『グローバルキャリアサミット』です!!

 

戦略コンサル・総合商社・グローバル企業のオータム・ウィンターインターン情報&選考対策なら‐グローバルキャリアサミット2017

 

 このイベントでは、

伊藤忠ベンチャーキャピタル×投資先の成長企業の代表取締役
・モルスタ×クックパッドのグローバルに活躍するビジネスマン
・Newspicks編集長×伊藤忠出身のベンチャーキャピタリスト
ボストン・コンサルティング・グループ出身の起業家2名

 

などの様々なバックグラウンドを持つ方々から、キャリアやIT業界、優れた経営者や投資家の条件などについての豪華対談・講演を一日でたくさん聞くことができます。

(※大学生、大学院生限定のイベントになります。入場無料。)

 

このイベントについてもっと詳細に魅力を書いたブログがこちらの伊藤社長のブログ

 

興味があったら今すぐホームページから『参加予約』を押してください!!

※会場のキャパ的に講演や、そもそも会場自体に入れない学生が出てしまうことがあります。その際は「このブログを見た」と言ってもらえれば整理券を優先的にお譲りします。(特典)

 

このチャンスをフル活用して自らの視野を広げる機会にしていただけたら幸いです。

 

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<参考>ストックオプションとは
 
ストックオプション制度とは、会社が取締役や従業員に対して、あらかじめ定められた価額(権利行使価額)で会社の株式を取得することのできる権利を付与し、取締役や従業員は将来、株価が上昇した時点で権利行使を行い、会社の株式を取得し、売却することにより、株価上昇分の報酬が得られるという一種の報酬制度を指します。
報酬額が企業の業績向上による株価の上昇と直接連動することから、権利を付与された取締役や従業員の株価に対する意識は高まり、業績向上のインセンティブとなります。
また、結果として、業績向上が株価上昇につながれば株主にも利益をもたらす制度とも言えます。
ストックオプション制度は、平成9年5月の改正商法において導入され、平成14年4月施行の改正商法において「新株予約権の無償発行」として新たに整備されました。 (参考:ストックオプション税制のご案内(METI/経済産業省))
 
 
 
<参考>ストックオプション導入のメリット
 
【メリット for会社側】
・会社に対する貢献が正当に自己の利益に反映される
自己の頑張りが株価に反映され、株価の上昇が自己の報酬に繋がる為、成果が正当に報酬につながると言えます。
 
・自己資金で直接株式を保有するよりもリスクが少ない
直接自社の株式を保有すれば当然株価が下落した時には損失を被る可能性があります。
しかし、新株予約権であるストックオプションは、株価が上がった場合のみ、権利を行使して新株を保有すれば良いのであって、株価が下落した場合には権利行使をせずにいれば損失を被ることはありません。
 
【メリットfor 従業員側】
ストックオプションを付与された取締役や従業員の経営参画意識の向上
付与対象者の取締役や従業員は自社の株主となり、株主価値が自己の報酬に影響します。従って会社側から口うるさく指導をせずとも自ずと株主に損失を与えるような行動は避け、株主価値・企業価値の向上を目指して行動をするようになることが期待されます。
 
・成果報酬主義の導入
ストックオプションを導入すると、取締役や従業員の報酬は会社の成績が反映される株価に連動することになります。つまり、彼らに与える報酬はあらかじめ定めた額の賞与などではなく、会社の市場価値が向上した場合に、その上昇分だけ報酬を与えるという成功報酬型にすることができるのです。
 
・優秀な人材の確保、流出の防止ができる
現時点で取締役や従業員に現金を支払う必要がないため、財務の余裕がなくても将来的なインセンティブを絡めて優秀な人材を集めることができます。特に上場を目指す企業では、優秀な幹部候補を採用したいというニーズが大きい反面、大手企業並みの報酬を確約することができず、その差を埋めるためにストックオプション制度を導入するケースが数多く見られます。(参考:「ストックオプションのメリット・デメリット」|3分でわかる最新人事コラム|専門用語集|経理・会計事務所・税理士・会計士の求人・転職ならMS-JAPAN 管理部門の専門エージェント)
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【Slogan Silicon Valley Trek 最終日〜How the power of design change the world?〜】

おはようございます!スローガンインターンの大野です。

 

シリコンバレーサマージョブもいよいよ最終日(7日目)を迎えました。

 

最終日はStanford Dayでした。シリコンバレーエリアで流行りの「デザインシンキング」を教える、Stanford d.schoolとバーチャルリアリティを体験出来るStanford VRHLを訪れました。

 

【9/23(水)のスケジュール】

10:00-12:15 Stanford University Design Thinking Workshop

12:30-14:30 Stanford 観光

14:30-15:30 Stanford University VRHL

17:00-18:00 スクラムベンチャーズ訪問

18:00-19:00 お土産購入タイム

20:00- 23:00 帰宅/MTG/最後の晩餐

 

*************

10:00-12:15 Stanford University d. school. ~Design Thinking Workshop~

 

いまシリコンバレーエリアで流行りの「デザインシンキング」を教えるStanford d.schoolに訪問、日本から来た起業家の方々と一緒にツアーに参加しました。

 

現地では、卒業生のDurellさんとVIAでデザインシンキングを教えるYiさんにd.schoolを案内してもらった後、みんなでワークをし、講義を受けるという流れでした。

 

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↑d.schoolについての説明をするd.school卒業生のDurellさん

 

Durellさんはd.schoolを卒業した後、DC Design Studioというデザインコンサルティングのスタートアップをご自身で始めました。

 

コンサルティング会社では解決できなかったような問題をデザインシンキングを通して解決しようとする会社で、これまで数々の実績をあげてきました。

 

クライアントの問題解決をサポートすべく、問題に対する共感、問題定義、アイディア出し、プロトタイプ化、テストを通してクライアントと一緒に考え、問題解決方法の糸口を教えています。

 

Durellさんは

1、顧客を常に第一と考えること

2、デザインシンキングの過程で顧客と一緒に取り組むこと

3、なるべく早くPrototypeを作り、テストすること

の3つを常に意識されているそうです。

 

コンサルティング会社との一番大きな違いとは、

デザインコンサルはコンサル業務だけでなく、時に製造、教育、商品開発も問題解決の過程でクライアントと一緒に行うことです

 

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↑壁じゅうがポストイットだらけ

 

Durellさん「d.schoolでは写真、テーブル、壁などを含めたすべての備品が空間や場の雰囲気を形作っています。空間は毎日、継続的に進化しており、私が前回来た時と比べてもだいぶ変わりました。」

 

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↑すべての壁、ドアがホワイトボード

 

 

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↑考えたアイディアを形にしてプロトタイプ化するための道具

 

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↑廊下には車が置いてあり、この中で作業する学生も多いそうです。

 

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↑Durellさんのデザインシンキング講義

 

デザインシンキングで重要なプロセスは、

Empathy(他人と問題について共感すること)

    ↓

Define(何が根本的な問題であるか定義すること)

    ↓

Ideate(解決策となりうる案をできるだけ多くアウトプットすること)

    ↓

Prototype(アイディアを形にすること)

    ↓

Test(テストすること)

 

とりわけこのプロセスをとにかく多くトライし、PDCAを多くまわすことが何よりも重要です。

 

⑴の共感の部分ではでは

・どんな問題が起きているか観察すること

・問題を抱える人との対話を通して、一緒に取り組むこと

・実際に問題を自分で実行し、経験すること

が大切です。

 

最後にDurellさんの会社DC Design Studioのホームページからの引用の紹介

「DC Design exists to help you change the world. We believe that design has the ability to transform everything from the world around us to the very lives we lead. We work closely with companies, schools and individuals to provide them with the tools and products they need to make life easier, more fulfilling and more delightful for those around them.」

 

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↑最後はDurellさん、Yiさんと一緒に記念撮影

 

12:30-14:30 Stanford 観光

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↑素晴らしい天気と建物に高揚し、とりあえずみんなでジャンプ

 

f:id:shunnshu:20150926142701j:plain↑キャンパス内どこを歩いても本当に素敵でした

 

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↑パークでの一枚

 

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↑ショップはスタンフォードシンボルのえんじ色カラー

 

14:30-15:30 Stanford University VHIL(ヴァーチャルヒューマンインターラクションラボ)

 

観光でみんなではしゃいだ後は、Stanford University VHILにてヴァーチャルリアリティを体験!!

 

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↑空飛ぶはるちゃん

 

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↑危険な橋を渡るクリス

 

その他、ヴァーチャルの世界では、海で泳いだり、エルモとあったり、木を切ったり、ラグビーの試合を経験したりしました。

 

今後、こうした実験を繰り返しグレードアップし、最終的には企業に対してVR技術を売ったりするそうです。

 

今回VRの経験は個人的に初めてでしたが、次経験する時は日常生活の中で使われているかもしれません。

 

17:00-18:00 スクラムベンチャーズ訪問

 

スクラムベンチャーズアーリーステージのスタートアップ企業に投資をするファンドを運営しており、eコマース、ヘルスケア、エンタテインメント、 SaaS、教育、IoTなど幅広いカテゴリーの革新的なスタートアップ 30社以上に投資をしています。

 

地域は、シリコンバレーを中心に、主にアメリカのスタートアップのアジア進出の支援している。

 

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スクラムベンチャーズの主な投資先

 

事業「インキュベーション」第一弾であるHASH LYVEで若くしてCEOを勤めるFukeさんにお会いし、お話を伺いました。

 

HASH LYVEシリコンバレー発のプロダクト及びサービスの「体験動画」を配信をしていく動画メディアで、これまでテキストを通じてでしたか得られなかった海外プロダクト・サービスの情報を、30-60秒という短い動画を通じて理解出来るというサービス。

 

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スクラムベンチャーズが運営するオフィススペース「ZEN Square」の前で記念撮影

 

20:00- 23:00 帰宅/MTG/最後の晩餐

最終日ということで、今日は自宅でホームパーティ&お別れ会!!

 

料理はすべて寶納さん、まいちゃんの手作り!!

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最後の晩餐ということで、料理も最高に美味しく、最高に楽しい最後になりました〜♪

 

 

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今日はスタンフォードデイでしたが、今後ますます流行の波に乗っていくだろうデザインシンキングとヴァーチャルリアリティを経験できたのは良かったです。

 

Trekチームも初日と比べて断然と仲良くなり毎日楽しくプログラムを進めることができました。皆さんに感謝。

 

そしてこのプログラム中お会いしていただいた皆様、現地のサポーターの皆様に心より感謝申し上げます。プログラムが実りのある大変充実したものに終えることができたのも皆様のおかげです。今一度深く感謝申し上げます。

 

ひとまずプログラムはこれで終了です!!

が、今後また振り返りやまとめの記事など更新できればと思っています!

 

 

【Slogan Silicon Valley Trek 6日目〜Understanding CEO's vision〜】

 

こんにちはスローガンインターンの大野です。

 

本日はコンテンツが盛りだくさんだった6日目の記事です。 

 

 

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【9/22(月)のスケジュール】

9:00- 10:00 起床&朝食/ 移動

10:00-12:00  アップル訪問

13:00-15:00  Women’s Startup Lab CEO堀江愛利さん /シンギュラリティ大学訪問

16:00- 17:30 Oracle/ Youtube訪問

18:00- 19:00 Google訪問

20:00- 22:00 Shu Uesugi君のプレゼン~SFの家賃はなぜ高いのか?~

23:00- 24:00 1日の振り帰りMTG

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10:00-12:00 アップル訪問

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↑本社正面

 

 

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↑最近出来たばかりのアップルストア本社も大盛況

 

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↑アップル本社をバックに記念撮影

 

13:00-15:00 Women’s Startup Lab CEO堀江愛利さん 

 

本日は、今シリコンバレーで話題のWomen's Startup labの堀江さんにお話をお伺いいたしました。

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↑Women's Startup Labの堀江さん(左)

 

アメリカの大学卒業後、IBMに就職。複数のスタートアップなどを経験し、2013年に「Women’s Startup Lab」を設立した。

 

・なぜWSL設立したのか?

社会に対して最も大きなインパクトを与えられると思い、WSLを設立しました。

 

何事もやるかやらないかの違い、これがシリコンバレーのアントレプレーナの常識です。

 

今日できないことが、明日できるかもしれない。

 

そもそも日本人はまじめ、日本の教育のせいで他の考え方ができない場面が多い。

日本の教育、ビジネスの場ではボトムラインが高いがその一方で、考える時間、スペースが省かれている。

 

まず日本にないものを日本に作ってみようと思い、女性が伸びる環境を考えた。

やらないよりやることで、昨日よりは良いものをつくろうとおもった。

 

・なぜそんな難しい問題を解決しようと思ったのか?

ビジネスは意外とであることが多い。自分ができることを勉強し、強みをためしてみることが大切。

 

マーケットにぴったりはまった時にそれがお金になるだけ。

一方で失敗しても趣味で終わる。それでも悪くない。

 

もともとある人間の起業家精神、中にあるものを引っ張り出すことができればいいと思った。

 

・日本文化の特徴

日本の文化の基本は、「有名だから正しい、みんながやるから正しい」であると思います。したがって、日本は考える要素を深く考える文化はアメリカと比べ根付いていない。

 

変わったことを大切にする文化、個性を大切にする文化を育むやり方を作りたい。

 

変わっていることがネガティブになってはいけない。悪いことでない。だからどうなのか?

 

日本はモノカルチャーで深掘りしない。so what?

シリコンバレーもそうですが、日本は典型的に男性中心の社会構造になっている場所です。悩んでいる女性起業家の方に何人も会った。

 

例えば、日本ではビジネスにおけるdecision makingがほとんど男性。

その男性的なモデルがリーダーシップが正しいとおもってはいけない。

 

これらの問題を全て根本から解決できるとは思っていませんが、女性起業家を支える構造をここ(シリコンバレー)に作りたいと考え、2013年にWSLを立ち上げました。

 

・女性が女性らしく経営していて従業員がついてくるか?

今は文化として女性がリーダーになるのは文化的に慣れていない(女性アナウンサーの例)ですが将来的にそうなっていく思います。

現状、女性起業家は全体の6%しかVCから投資を受けれていない。

 

ビジネスにおいて、男性は嘘でも自分のことを良く見せたり、競争したりする傾向がある一方で、

女性はお互い譲り合ったり、相手のことを褒める。女性はサポートしながらいいものを作る。

 

女性の起業家の平均は30-50才くらい。

女性はできないこと責任持てないことを宣言しない。女性はビックピクチャーのスタートアップをつくらない。

 

・WSLの活動内容について

「女性が社会で成功できるように」というミッションをかかげ、プログラムを開催している。

 

このプログラムは単にを知識ではなく、体で教えている。行動力をもって何かに挑むことが大切。

 

考えてはいけない。実際に動くことが大切。

 

WSLは2週間のプログラムでは本当に優秀な人に巡り会える。

WSLはロングタームリレーションシップで顧客と付き合っている。

 

シリコンバレーの文化の特徴

シリコンバレーは常に先に先に行っている文化。ビジョンさえあれば、できると言っていい。そういう文化。そうでないと情けない。

 

お金や人はいつか集まるはずと思う。案外起業家は根性勝負だったりします。

アメリカのパッションは日本でいうと根性。

 

自分のパッションってなんだろう?と深く考えてみるのが大切。

日本が変わるといわれているけど、それをリード、アドバイスする人がいない。

 

・現代の若者に対してメッセージ

テク、インターネットの効果で、いま一番パワーがある人が若者。

 

しかし、上の人からの意見を聞かなくなる場面もあり、頭でっかちなっている側面も。

 

今後はバランスをとれた若者が社会をリードしていけばいい。

そうした当事者意識を自覚できるような機会をつくること。

 

例えば、権威者の講演をみんなで聞き、その後、若者のみの目線で一緒に議論する機会が必要。

そういったユニットをつくることが大切。

 

社会人の体験は1ヶ月くらいでabsoleteになる。しかし、若者はこれから世代を作っていく立ち位置にいる。横の世代と議論、相談しながら仕事していくことが大切。

 

 

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↑最後にみんなで記念撮影

 

堀江さん本当にありがとうございました!!!

 

 

13:00-15:00  シンギュラリティ大学訪問

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シンギュラリティ大学教育、エネルギー、環境、食糧、世界的な保健、貧困、セキュリティ、水資源を人類の最も困難な課題と定義し、加速的に発展する革新的技術を使ってこれらに積極的に取り組むことをミッションとしているベネフィット・コーポレーションある。また、革新的技術を開発する企業のための、新しいスタイルのスタートアップ·インキュベーターとしても各種活動を行っている。(wikipedia引用)

 

 

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↑念願のシンギュラリティ大学訪問に興奮する白鳥さん

 

キャンパスでたまたまある教授に遭遇し名刺をいただきました。笑

 

16:00- 17:30 Oracle訪問

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Oracle本社。外観は圧巻です。

 

 

本日は、Oracle歴18年目の林さんと、14年目の長谷川さんとお話させていただきました。

お二人とも大学を卒業し、日本オラクルに入社、システム統合の際のインターナショナルなチームメンバーと息があい、本社に引き抜かれたそうです。社内転職多いですが支社から本社は本当に運と実力がないと難しい。

 

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Oracle敷地内を案内してくださる林さん

 

長谷川さんは、社内のシステム統合や企業買収の際のシステムを統合するという仕事に従事しており、個人名で特許を取得した経験がある。

 

現在チームにはインド、東海岸など様々ばバックグラウンドを持った人たちがおり、グローバルで働いている感じがイメージできました。

 

オフィスも魅了的なOracle本社ですが、エンジニアはを見つけるのが難しいそうです。

主な理由はシリコンバレーの雰囲気の中で、みんなスタートアップに行きたがるから。

扱うデータのボリューム感だったり、ゴージャスなオフィスだったり、社員に対する福利厚生だったりでattractしている。

 

林さんは朝、家で仕事することもあるといいます。

朝は家で、昼間出社。また仕事をしながら起業の準備を始めている人も多い。

 

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↑室内からも絶景が見えます

 

16:00- 17:30 Youtube訪問

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↑Stephanieさんの話に釘付けの一同

 

ニュースコンテンツの発信を担当するStephanieさんのお話では、

Youtubeテレビなどのメディアと協力し、よりオフィシャルかつリアルタイムで情報を発信するメディアになりつつある」というところが印象的でした。

 

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↑お昼の様子 

 

18:00- 19:00 Google訪問

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Google本社。ロゴのレイアウトも新しくなっていました。

 

初めてのGoogle訪問でしたが、とにかくオープンで陽気な雰囲気、くねくねの道や変わっている入口が面白く、歩いているだけで学ぶことが多かったです。

 

f:id:shunnshu:20150924124029j:plain↑オフィス内にも遊び心を

 

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↑最後に記念撮影

 

 Noah君今回はありがとうございました!!

 

20:00- 22:00 Shu Uesugi君のプレゼン

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↑サンフランシスコの物件事情について説明してくださるShu君

 

念願のUesugi Shuさんにお会いしました。彼はカーネギーメロン大学を卒業後、Edsurgeに入社。

 

チーム唯一のエンジニアとして活躍されています。また、ブロガーとしてもご活躍され エンジニアの間では有名らしいです。

 

今回は私たちのためにお時間いただき、特別講演をしていただきました。

「#地獄のサンフランシスコ」と題した講演で、内容はサンフランシスコの高騰する家賃についてです。こちらから講義の内容が見れます。

 

正直最初、なぜこのお題で講演をしてくださったのだろうとおもいましたが、

終了後、大切なことを学んだことを実感。

 

なにか問題を解決する際、

「問題はシンプル」→「いや問題は複雑だ」→「問題はシンプル」だ

という考え方の流れが大切。

 

問題をあらゆる側面から考え、様々な問題が複雑に絡み合ってることを理解する。

そのため問題が生じる原因を単に箇条書きで羅列するのではなく、

 

AだからB、BだからCというように因果関係を考えながら考えるともしかしたら複雑な問題の糸口が見えてくるかもしれない。

 

この話は僕にとってすごく意味のあるものでした。

 

今回のプログラムで色々な課題や問題(なぜ日本とシリコンバレーに大きな違いが生じるのか)に直面し、色々考えることが多かったですが、それらの問題をヒアリングし、箇条書きすることで満足してしまっていたことを痛感しました。

 

また、おとといシークレットワークショップをして下さった高野さんのおっしゃる「日々の生活で深く考えること」ともリンクし、納得感を持って学ばせていただきました。

 

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↑最後にみんなで記念撮影。

 

Shu君、今回は貴重なお話ありがとうございました!

 

23:00- 24:00 1日の振り帰りMTG

毎日恒例のMTG、明日で最後だと思うとなんだか寂しい思いです。

 

かい君

◯感想

堀江さんと出会えて良かった。

Oracleのオフィスはすごかった。大企業もいいなと思った。

一方で豪華すぎる人生もどうかと思った。

オフィス見学を通してCEOが何を実現したいかがわかった。

Google自由、アップルはデザインがいい。そこまでオープンではない。

上杉さんの話=興味関心が合うかも。今後もリレーションを継続したい。

 

堀君

◯感想

アップルはデザインのみ、クローズドだった。

エンジニアの横のつながりがない。

失敗させて育てることが大切。

Google=オープン。道や入口が面白い。歩いているだけでまなぶことが多い。

上杉さん:AだからB、BだからCみたいなロジックがしっかりしている人。

 

◯今後の課題

ビジネスやる際は本気でやらないとついてこない。

パッションを持ったビジネスをしたい。

 

クリス君

◯感想

メガベンチャーはスケールがすごい。勤務時間が5-6時間で別の会社を自分で経営している人もいる。

林さんもスタートアップには常に行きいたいと思っているということが知れてよかった。

堀江さんがいうように女性が入ってるスタートアップは売り上げが伸びるということが数字で出ている。

 

はるちゃん

◯感想

Appleは綺麗で洗練されていた。Googleの自由で遊びごごろがある雰囲気が好き。自分に合ってるのはGoogleのオフィス。

AWSをつくるという貴重な情報がもらえた。

大企業だけど、スピンアウトして起業する人も多い。

上杉さんの話=スライドの作り方が魅力的。

 

岩立さん

・ビジネスのところがあんまりわかっていなかったのが悔しいというのが感想。

オフィスを巡ってみて机に立ってる人が多い。面白い。驚きでした。

 

近藤さん

Youtubeにて、誰でもジャーナリストになれる!発信しやすい時代になってきているんだということを再確認できた。

 

河合君

・上杉さんの講義で、見たようなプレゼンや日常会話での仕掛けや面白さを学びたい。と思った。また話もわかりやすく学ぶものが多かった。

 

 *************

今日AppleGoogleYoutubeOracle訪問を一日で回って一番感じたことは、

オフィスを形作っている建物や人々、雰囲気を見て、感じることによってその会社が実現したいビジネス、創り出したい世界観を理解することができるということです。

 

したがって、今回のプログラム中の訪問は読み物や写真ではわからない雰囲気を味わえるという意味で、本当に貴重な経験だとつくづく感じているところです。

 

ついに明日は最終日!!

 

 

 

【Slogan Silicon Valley Treck 5日目 〜Bilingual + Bicultural Management〜

初めまして、寶納(ほうのう)です。
 
現地教育非営利団体VIAのスタッフとして、プログラムのコーディネートをお手伝いしています。
プログラムのメインイベントでもあるビジネスプランピッチもあり、盛りだくさんの5日目。
その様子をお届けします。
 
*********************
8:30- 9:30 起床&朝食
9:30-10:30 出発〜Plug & Play Tech Centerへ移動
10:30-12:15 Chatwork CEO山本さん 講話
12:15-13:30 昼食
13:30-14:30 Chatwork CEO山本さんと、チャットワークの使い方ブレインストーミング
14:30-15:10 戸村くんによるシリコンバレー情報共有会
15:30-16:30 ピッチ及びフィードバック会
18:00-19:00 Facebook & Instagram訪問
19:00-20:00 夕食
21:00-22:00 1日の振り返り
*********************
 

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 本日の会場はPlug & Play Tech Center:シリコンバレーを代表するテクノロジー・アクセルレーターであり、350以上のスタートアップ企業の拠点
 

午前中は、「シリコンバレーに大学を作ろう」のShort Term Programの皆さんとのジョイントセッション。ChatoworkのCEO山本氏が、自身の生い立ちから、インターネットに興味を持ったきっかけ、そしてシリコンバレーでビジネスを展開するまでの道のりを、具体的例を用いて語ってくださりました。

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Chatworkはビジネス版LINEと言われるアプリケーションであり、チャットを利用してタスク管理の簡素化・効率化し、従来のメール中心型コミュニケーションからの脱却を可能にするプラットフォームです。

 シリコンバレーで挑戦する日本ベンチャーの先駆けとも言える山本氏がChatoworkのCEOとして学んできたことを共有してくださいました。

 

【スタートアップで経営者として成功するための心得】

1.小さな成功体験の繰り返し(自分ができることを形にする)

2. 原因自分論(周りで起きていることを他者のせいにしない)

3. 故障箇所の点検(何が機能していないのかを探る)

3. 新しい価値観に対応する力(違うレンズからものを見る、考える)

4. 適材適所(リソースも人も無駄にしない、補完し合えるシステムを作る)

 

【組織マネジメント】

1. 社員第一主義(社員がやりたいことをやらせることができる環境を整える)

2.パーツ組み合わせ(やりたいこと&やらなければならないことをバランスよく取り組めるようサポートする)

 

スペシャリスト集団の育成】

1.自分たちの強みを見極める

2.お互いの強みを社の枠を超えて持ち寄り合うことにより、より良い質のサービスを展開する

 

 

▶︎午後のセッション:大学でチャットワークを普及させるためのアイディア出し 

スタッフも加わり、総勢13人でブレインストーミングを開始。

 

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はじめに:大学生活に登場する場所・人・モノ・ことをリストアップ

<ゼミ・サークル・生徒会・教室・授業・学園祭・アイセック・就活セミナー・就活相談所・研究室・学会>

 

その後:不便に感じていることを洗い出し

例)大きなグループでの情報共有:

・LINEやFacebook Messengerに頼らざるを得ない

・司令塔→小グループのまとめ役→個人というように、情報共有に手間と時間がかかる

・確定事項を共有するためのプラットフォームがない

 

次に:Chatworkのタスク管理機能が活かせる場面をピックアップ

現実的に実行できそうな案をいくつか絞り込み、 今後事業が実現した際にまたアイディア共有の時間を持てるようにしていきましょう!

 

▶︎続いて、2つ目のセッション

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 シリコンバレーで若き起業家として奮闘する戸村くんから、シリコンバレーの最近の傾向に関するお話を伺いし、ビジネスの展開戦略ややネットワーキングの重要性を再確認しました。

 

 ▶︎いよいよプログラムの山場でもあるピッチが始まります。

一人目は晴ちゃんによる『介護版Uber:ペルパ』

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中学生の時にインドネシアで目の当たりにした『貧困』の現実。『貧困』が『貧困』として存在し続けてしまう社会構造、そしてそれを打破する新しい経済圏の確立や政策提言について考えてきた晴ちゃん。今回は、日本の貧困と高齢化社会に焦点を当て、人が楽しく生活する・生きることを可能とするプラットフォームを提案します。

  

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介護市場の現状の課題は

①ヘルパー:低賃金、長時間・重労働

②被介護者:経済的な負担が大きい

     ↓

1)事業所が担っている役割を、『ペルパ』のアプリケーションで代替

2)設備費及び人件費を削減

     ↓

①ヘルパー:労働に見合った対価を獲得

②被介護者:経済的負担の軽減

 

続くQ&Aでは、

市場規模・事業形態・サービスの汎用性・チーム編成・プロジェクトに対するモチベーションなどについて質問がありました。類似したアプリケーションがすでに米国で存在していること、さらに日本でも同様のサービスを開始しようとしてるグループがあることが共有され、介護プラットフォームの需要と発展性が示唆されました!

 

▶︎2チーム目のピッチは人間モバイルWifiルーター『モビウス』

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2020年の東京オリンピックでは2000万人の外国人観光客来日が見込まれていますが、より有意義な時間を過ごしてもらうためには、日本の絶望的なWifi状況を解決し、必要な情報をいつでも手に入られるようにしなければなりません。

 

現状の課題は、

Wifiの普及率が低いこと

SIMカードの入手情報などがわかりにくいこと

     ↓

個人が契約しているモバイルルーターを経由して、安定的かつ広範囲で観光客にWifiのアクセスポイントを提供することが狙いです。

 

現在モバイルルーターを活用している人々にデータ通信無制限のルーターを提供し、データの一部を観光客に解放してもらう。観光客は1ギガ1000円、3ギガ2000円などのパッケージを購入し、モビウスモバイルルーター利用者の圏内に入ると自動的にネットワークに接続される仕組みです。

 

Q&Aでは、

- 既存の類似サービス(競合他社)

- 提携するキャリア側の利益とインセンティブ

- モバイルルーターWifiを解放する日本人側のインセンティブ

について言及するよう指摘されるとともに、『モビウスエンタープライズ(仮)』など、移動する人間だけでなく支店を多数所有する企業などに、Wifiスポットとして機能してもらうなど、ネットワークの安定的に共有する方法が話し合われました。

 

ピッチを審査してくださった山本さん、トミーさん、石田さん、戸村くん、貴重なご意見と的確なアドバイスをどうもありがとうございます。

 

▶︎帰宅後に本日のピッチ、いただいたフィードバックから学んだことを共有しました。

晴ちゃん:

事前調査が重要であることを再確認した(例:ヘルパーのインセンティブなど)

資料作りのテクニック(スライドにページ番号をふるなど)を学べた

 

クリス:

Chatworkの山本さんが引用した「マネジメントのバイリンガル」が印象に残ったが、自分は「バイカルチュラル」でありたいと思う。そのためには、まず米国の組織に挑戦したい。

 

かい:

ピッチに対して的確なフィードバックをもらえてよかった。

突き詰めて考える練習をしたい。

携帯キャリア会社と提携することを前提に計画をたてていたが、数値に基づいたデータなどその根拠を示すべきだった。

 

堀くん:

ピッチ内容に関して

技術に焦点を当てて、できる・できないを見極める視点は必要。自分は技術に集中し、ビジネス面ではそこに特化した人の近くにいることで役割分担できるのではないか。自分の興味を再発見できてよかった。

 

▶︎本日のもうひとつの大イベントは、 FacebookInstagram訪問。

 

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敷地内の複数の建物は飲食店や自転車屋、お土産ショップなどが存在するオープンスペースでつながっていて、一つの街(キャンパス)として機能しているよう。

 

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巨大スクリーンの設置されたハッカーズ・スクエア。マイクザッカーバーグのスピーチが流れたり、社員みんなで映画鑑賞をしたり、様々なイベントで使用されます。

 

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カフェの前に設置された卓球台、おもむろに設置された電話ボックス型ミニ図書館など、脳とクリエイティビティが刺激される工夫がいたるところに見受けられます。

  

▶︎Instagram

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Instagramが始まった倉庫を彷彿とさせる作りのオフィススペースは、壁紙は藍色で統一されており、オフィススペースは想像していたよりもシンプルな作り。キャンパスを案内してくれたのは、Facebook7年目のHoward Chenさん。ワシントン大学で情報学を専攻しFacebookに入社。現在はInstagramでソフトウェア・エンジニアとして働いています。

 

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最後におきまりのあのポーズで!

 

 

 

 

 

【Slogan Silicon Valley Trek 4日目〜How to Build Teamwork??〜】

 
こんにちは。スローガンインターンの大野です。
 
プログラム4日。今日はチーム内に変化があった日です。
それでは今日1日を振り返ってみましょう。
 

 

*********************
【9/20(日)のスケジュール】
8:00- 9:00 起床&朝食
9:00- 10:00 出発〜移動
10:00-11:30 チームビルディング(by福田君)
13:00-15:00 YJ America CEO 坂本さん、知久さんとランチ&Q&A@500 Start-up
16:30-17:00 プレゼンフィードバック/ チームビルディングで学んだことの共有
17:50- 18:00 MTG今日の振り返りなど)
18:00- 18:30 ピッチビデオ鑑賞
18:30- 23:00 ピッチ案のブラッシュアップ
23:00- 24:00 ピッチリハーサル
*********************
  
10:00-11:30 チームビルディング(by福田君)

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↑チャットワークのスーパーインターン生 福田君(写真右)が担当してくれました!

 

内容としては、

 

プログラム参加者学生vsアメリカ現地学生という構図で、1時間の中で「日本のオリンピック開催期に海外からくる観光客が感じるであろう問題を解決するためのビジネス案」を考えよというもの。

 

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↑世界中の人々が繋がれるプラットフォームを考案する現地学生チーム

 

 

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↑デバイスがいらないwifiサービスについて最後の追い込みを見せるTrekチーム

 

実は、昨日のピッチのためのグループワークでチームが分裂仕掛けた彼らですが、このグループワークを通してチームとして結束力が出てきました。

 

このワークショップを通して彼らは何を学んだのでしょうか?そんな彼らにビルディングの感想を聞きました!

 


クリス君
チームと一緒に小さな成功体験を共有することが本当に大切だと感じた。
今回でいうと、1時間という制限された時間で何かに取り組み一緒の方向性に向かうことの大切さを感じた。

 

自分はチームとしてのムードを作ったりできる一方で、自分自信にやる気がないとチームにマイナスの影響を与えてしまうことを再認識した。


明日の発表まで、責任感をもって常に真剣に取り組みたい。

 


堀君

実は、もともとチームメンバーを信頼していなかった。。。
理由としては力を借りたいのに貢献してくれなかった。。

 

今日のビルディングを通してチームの力を再確認できたことがあります。

それはチームのメンバーの人柄や得意分野であり、発散が強い人、引っ張るのが強い人がいた。

これまでどうまとめていいかよくわからなかった。

これまで大学でのこういう類のワークは仕切り役だったことが多かった。

だから今回も仕切り役だと思ったし、そうでないとあんま気持ち良くなかった。

 

でも今回は少し違った。

みんないいところを集めて、悪いところを補うことが大切。

チームとガチガチで自分の意見を言えたのか良かった。

これによってチームのメンバーでお互い尊敬しあうことができたと思う。

今後はすべての情報を細かく共有し一体となって取り組むことが大切だと思います。

 


岡庭さん
それぞれチーム内で役割の棲み分けできてよかった。
最終的に信頼できる人たちだなと思った。みんな正直で嘘つかない人間だなと思った。


今後、喧嘩などしてもなんだかんだうまくいくと思う。

 


カイくん
このチームメンバーは情報をまとめない。共有なし。

最初はどうなるかと思った。


正直、この中で自分が一番安定しているんだろうなと思っていた(笑)

 

スキームや方法を事前に確認、共有していく。

そうじゃないとズレが生じる。それを共有することが大切だと思う。

 

自分が進んでやってやることが自分の得意なことだったりするので、それを意識しながら、役割分担をしっかりやっていきたいと思う。

とにかく結果オーライになってよかった。

 

久しぶりに参加者メンバーの本音を聞けてよかったです。

 

このワークを通して、自分が心の中で思っている本音や相手に対する要求をいかに正直に共有して、本音で語り合うことの重要さを学ばせていただきました。

 

このワークを担当してくれた、福田君本当にありがとう!!

 

 

明日のピッチに向けて今夜も頑張ろう!!

 

13:00-15:00 YJ America CEO 坂本さん、知久さんとランチ&Q&A@500 Start-up

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↑YJ Americaについて語る坂本さん

 

坂本さんはYJ Americaについて丁寧に説明してくださりました。

 

YJ AmericaはYahoo Japanからの100%出資で設立されたグループ会社で、主にシリコンバレーでビジネスを展開しています。詳しい会社説明はこちら

 

シリコンバレーでは投資ではなく、主に現地VCや事業会社との事業提携が主な役割であり、具体的には日本の市場で伸びそうなスタートアップを発掘し、日本のヤフーと一緒に育てていくということをしています。

 

例えば、昨年YJ Americaは「Life360」という家族向けコミュニケーションツールを運営している会社と提携を結びました。

 

この企業を日本に連れてくることで、これまでYahoo Japanの課題とされていた、

コミュニケーションツール領域、位置情報の領域補填します。

 

「Life360」の日本へのビジネス展開をサポートすることに加え、Yahoo Japanの弱いところも補填できるというまさにWin-Winの提携を結んでいます。

 

 

シリコンバレーの魅力とは?

VCの約半分の投資がシリコンバレーに集中しており、多くの新しいサービスが始まりやすい環境が整っています。未だにシリコンバレーが成長しているというのも聞きますし、ヤフージャパンとしてもきちんと拠点を持って新しいサービスや企業の発掘に力を入れるべきだと考えています。

 

アメリカのスタートアップでも日本の市場で伸びるサービスがたくさんあります。日本の市場規模は大きい。

 

日本のスタートアップがシリコンバレーにあまり進出しない理由は?

1、日本のマーケットが大きく、日本で成功すればいいと思っているスタートアップが意外と多いから。

 

2、Will (意志)やパッションがないから。

自信がない=変に周りを気にしすぎている。アメリカには7割以上がアメリカ人ではないので、日本人だからといって決してマイナーとは言えない。英語力やその他の能力に関しては常にポジティブに自信を持てればいい。

※ちなみに文化的な差もあるのか、フランスやドイツの企業もアメリカに進出している会社は少ないそうです。

 

どのようにしたら日本での人材の流動性が高まるか

アメリカの企業文化では、社員をすぐクビにできるため、解雇されても、他の会社において自分で生き残れる力をつけようと努力している。

 

日本の終身雇用制度がやはりネックですね。

 

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日本でイケてる外資企業の会社は?

Yahoo、OracleIBMCiscoなど。

日本で誰もが知っているような会社はアメリカから見たら、実は叩かれているところも多いそうです。

 

 

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↑交互にわかりやすい説明をしてくださりました

 

YJ America投資先の500 Startupの特徴

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⑴多国籍であること

⑵無償で教えあい、高めあってスタートアップカルチャーを作っていこうとする傾向があること

だそうです。オフィスの壁に貼ってある投資先会社の社員プロフィール写真を拝見した際もどれだけ多種多様な人材が世界各国から集まってきているかがわかりました。

 

アメリカでビジネスをしていく際のコツは?

デロイトを経てYJ Americaで坂本さんとビジネスをしている知久さんはご自身のご経験上から、

⑴コミュニケーション能力(英語が下手でも動じない強い心)

⑵プロジェクトマネジメントの能力(要件定義や指示など)

⑶意志(will)、パッション(本当に実現したいのか?)

 

が大切だと言います。

コミュニケーションに関して、ただ英語がネイティヴであるだけでは失敗する可能性も多い。

 

それ以外にも、

アメリカにおいて自分のビジネス案を実現する戦略として、500 startup、Y-conなどのVC訪問するだけでなく、インド人を経営チームに入れておくと効果があったりするそうです。

 

これは、Startup、VC、Corporate Exectiveのインド人の割合、ネットワークが多く意外なところで繋がる可能性があるから。

 

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↑最後は記念撮影

 

坂本さん、知久さん、この度はお時間頂戴し、貴重なお話をしていただいた他、500オフィスにもお招きいただき、本当にありがとうございました。

 

 

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↑500 startupを支えるパートナーの企業

 

〜参加者からの感想〜

 

岡庭さん

ちくさんに会えてよかった。
PMのスキルが大切、かつ熱意が大切という話が印象的でした。
そのあとも親身に話してもらえてよかった。

 

堀君

自分はやっぱり技術者だと思った。

投資に関する知識等がなかったから、話を聞いていて面白かった。

VCだったり、社外取締役がアドバイザーになることの意味を理解した。
これまで作っているのが好きだったけど、作るだけでなく、技術的なアドバイザーにもなりたいと思い始めてきた。

 

・クリス君

坂本さんと出会えてよかった。本当にかっこいいと思える人に会えたと思う。

自分の聞きたかったことに、すごくわかりやすく対応してもらえた。
今後も是非とも繋がっていたい。


・かいくん
シリコンバレーでいろんなVCを見ている坂本さんの口から、シリコンバレーが成功しているという視点をもっていることが聞けてよかった。

日々学んだこと、言われたことをもう一度再認識します。

 

18:00- 18:30 ピッチビデオ鑑賞

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23:00- 24:00 ピッチリハーサル (両グループ)

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 *******************

 

以上で4日目が終了。

今日がひとまず折り返し時点。プログラム前半はSFエリアを中心に回ってきました。

 

明日からはついにシリコンバレーエリアにおいてプログラム後半戦が始まります。

いきなり明日にはチャットワークにて山本社長に対するピッチの最終プレゼンもあります。

 

【Slogan Silicon Valley Trek 3日目〜Think Deeply〜】

こんばんは。スローガンインターンの大野です。

 

本日は3日目ということで休日でしたが、いろいろな方々にお会いさせていただきました。

午後にはプログラム中唯一の観光時間を取り、サンフランシスコの街を探検しました!

 

******************

【9/19(土)のスケジュール】

7:30-   8:00     起床&朝食

8:30-  10:00    出発〜移動

10:00-11:30    UC Berkeley MBA パネルディスカッション

13:00-13:30    Jeffさんとの会談  

13:30-19:00    グループに分かれて市内自由行動

19:20-20:50  個人アイデアソン発表&フィードバック

21:00-23:00     Secret Work Shop( by Tさん@某米国VC)  

23:00-              MTG/ ブログ / ピッチ案共有

***************

 

10:00- 11:30    UC Berkeley MBA パネルディスカッション

本日はUC Berkeley MBA過程の井上さん、井田さんに貴重なお時間をいただきお話を伺いました。

 

●井上さん
東大→住友化学→UC Berkeley MBA

もともと、ものづくり経営に興味がある。

現在インド人と数人のスタートアップでインターン中。

 


●井田さん
阪大→トヨタ自動車会社→UC Berkeley MBA


トヨタ勤務中は、中南米のレクサスブランド立ち上げなどに従事。
現在、BtoBのGPSアプリのスタートアップでインターン中。

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↑パネルディスカッションのお題に答えてくださる井田さん(手前)と井上さん(奥)

 

▼パネルトーク


◎なぜMBAに?


井上さん
ある素材のため工場に投資をしたが成果が出なかった。
末端の需要予測ができなかったため学びたかった。
クリーンテクノロジーに関心があり、UCバークレーはエネルギーが強いということを聞いていたからです。

井田さん
まず、トヨタ勤務中に新興国、未開の地でのレクサスブランド立ち上げがを担当し、それがすごく楽しかったんです。

 

この体験によって将来、自分の手でブランド、会社の立ち上げができる能力をMBAで身につけたいと思いました。


◎なぜHaasを選んだか?


井上さん
私が興味をもっているクリーンテクノロジーの分野が強いことと、環境的な理由が大きいですね。

天気が良いことや、1学年240名しかいないため、小さなコミュニティで在学生と深い関係性が作れると思ったからです。


井田さん

AppleGoogleCiscoSymantecなどTech系スタートアップが集まり、立地がとても良いです。

そもそもここの学生はベイエリアが業界の中心だと思っています(笑)


10年位前は金融コンサルだが、現在はTechがきていると思っています。


最終的には、多様性や学校の規模、京都大学に少し似ていることなど様々なことを考慮して選びました。


MBAを経験した前後のギャップ

 

井上さん

完全に目が開いたと思います。笑


これまで日本の企業や仕事のスタイル、環境がすべてだと思っていた。
しかし、今いろいろなバックグラウンドを持つ学生と交流して、MBA現状に対して疑問を持って働くべきであったと後悔した。


◎日本とアメリカのビジネスにおいて違う点


井田さん
自信過剰なところ、プレゼンがうまいところですかね。笑


プロジェクトを成功させるべく、自信を持って提案を行うというコミュニケーションスタイルがアメリカにはあります。

 

''うまくいくかわからないですけど、なんとなくやってみましょう''という日本のコミュニケーションスタイルとは全く違いますね。


◎今後のキャリアプランを教えてください

 

井上さん

日本の若い年次でできることはこっちで一通り経験できたと思っています。
とりあえず、会社からきているので会社に一旦戻って大きいプロジェクトに携わりたいですね。

また、やはり製造業にパッションを持っているので、

 

田舎の製造業の業績悪化に対して、何かしらのソリューションを出したいです。



井田さん
スタートアップで成長戦略を考えることです。
製造業の製造に付加価値がなくなっていくと思います。

 

付加価値の高いサービスを生み出せる企業をつくっていきたいです。


▼井上さんへの質疑応答

 

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↑井上さんを囲っての質疑応答タイム

 


◎学生時代は何をしたかったか?


ものづくりです。


当時は日本の技術ををいかに海外発信するか?に興味があった。



スタートアップは考えていませんでした。デバイス産業は投資額が大きいためスタートアップだけだと厳しいと思っていたからです。


大企業から生まれる技術に注目していたため大企業に入ったが、

 

パッション、イシュードリブンで生まれる技術と、やるべきつくるべきとして生まれる技術、その融合をどうしていくかにも興味があります。

 

 


▼井田さんへの質疑応答

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↑井田さんを囲っての質疑応答タイム

 


外資や大企業は考えてない人にとっての、MBAの価値はなにか?


アリババで働いていた人、医者もいますよ。

ただ、大企業出身者が多いのは日本の社会構造上そうなるのは必然かもしれません。


私の場合はとりあえず行ってみたかった。

自分への投資、もっと教育を受けたいという人が周りには多いです。


◎現在のライフスタイルは?


現在は2年生なので余裕があります。そのためVCでインターンを始めたり、
スポーツしたりしています。


10年、20年後にどうなっていれば幸せか、パッションはどこにあるのかを考えたりもしています



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↑ハードとソフトについて質問する堀君とそれに答える井田さん

 

 

◎流行っている、注目していることは?
実は、元は自動車には興味はありませんでした。

 

自動車は国からの支援なども厚く、自動車への注目度があがってきていると思っています。
(自動運転やUBER、保険、ディーラーなど)

 

自動車は300兆円市場、大幅に変化していく業界です。


◎日本が盛り上がることにより深い意義があると思うのだが、どうすればよいのか?


80年代にハードウェアで日本の産業がアメリカを攻めていった。

しかし、アメリカがソフトウェアの世界を牛耳り始めた。


MicrosoftAppleが世界のデファクトスタンダードになっていて、ひっくり返すのは難しいが、
次のリードをどうやって握るかが鍵になると思っています。


ソニーは投資をしているし、経産省は比較的イノベーティブな人が集まっている
何事も人が重要だと思います。



外国人に対する雇用や人事制度の違いが課題ですね。

 

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 ↑この度は階段教室をとっていただきました。MBAの授業を受けてるみたいでテンションがあがりました。

 

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 ↑真剣な眼差しで見つめる参加者一同

 

 

最後は恒例みんなで集合写真を撮りました。

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私自身MBAについてや現地での生活についてこれほど時間をとってお話をお聞きできる機会がなかったため、とても勉強になりました。MBAについてはいろいろと議論がありますが、お二方のような魅力的な方や留学時にお会いした方々とのお話を通して、私は未だにキャリアの選択肢の一つとして考えています。

 

〜参加者からの感想〜

MBAについて父親がとっているため身近に感じていたこれまで、自分自身がMBA取る気はなかった。

しかし、いろんな方面からMBAを取りに行く人がいてこれまでの概念が取り払われて良かった。--カイ君
 
 
・リッチの良さからUCBに行く価値を理解することができました。
好きな授業や一週間に何コマ取れるかなどの具体的な話を聞けて良かった。
MBAを取るのもアリではないかと考えるようになった。---岡庭さん
 
 

かよさん、井田さん本当に貴重なお時間頂戴し、ありがとうございました!!

 

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 ↑ハースの校舎前で一枚

 

↓帰りにバークレーのシンボルである時計塔に登りました

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バークレーのシンボル

 

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 ↑時計塔からの眺め、絶景

 

 

 

13:00-13:30    Jeffさんとの会談 

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↑Jeffさんの家にお邪魔させていただきました。

 

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 ↑Jeffさんの自宅にて

 

UCバークレーゴールドマン・サックス→Stanford MBA→モルスタという経歴を持つJeffさんは日本、アメリカの投資業況やMBAでの経験に関して熱く語ってくださりました。

 

〜参加者からのフィードバック〜

・Jeffさんと会ってとても刺激をうけた。自分のキャリアとしてとりあえず投資銀行で会社を救うために不良債権グループに入り、バイサイドとセルサイドが両方体験してから起業したいというこれまで考えてきたキャリアの流れに関してのフィードバックがもらえて良かった。---クリス君

 

シリコンバレーの良さ 日米による投資環境の違いには終始驚いた。---岡庭さん

 

19:20-20:50  個人アイデアソン発表&フィードバック

 

明後日に控えるチャットワーク山本社長へのピッチ発表にむけて個人アイデアソンの中間発表とフィードバック、ブラッシュアップをしました。

 

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↑自身のプロダクトについて語る堀君

 

審査員、フィードバックにはみらい君(アップル社員、エンジニア)と、Wang君Google社員、エンジニア)に加え、VC等でインターンをしているそんう君が駆けつけてくださりました。3人ともありがとうございます!!

 

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↑Wang君と、みらい君からフィードバックを受ける発表チーム

 

さすが、アメリカを代表する会社で働くお二人、フィードバックやツッコミが鋭かった!!

 

 

〜参加者からの感想〜

・プレゼン中間発表を終えて、そろそろアイディア具体化のために本格的に、調査、ヒアリングが必要だと思った。これから本気で詰めなくてはいけない。---岡庭さん

 

 

21:00-23:00     Secret Work Shop( by Tさん@某米国VC)  

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夜は某米国VCのTさんにワークショップをしていただきました。

 

4チームに分かれ、赤青黄色緑の積み木をチームで組み立てていくというもので、このワークを通してたくさんのことを学ぶことができました。

 

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↑積み木を組み立てる回答者に対してジェスチャーを必死でする岩立さんと河合君

 

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↑ジェスチャーを元に積み木を組み立てつ岡庭さん

 

このワークはTさんが子供のおもちゃを使って考えたもので、以下のステップを踏んで進行していきます。

 

⑴3人組のチームに分かれてジェスチャーを決める

⑵そのチーム内で1人=積み木を積み立てる人、2人=ジェスチャーをする人で別れる

⑶ジェスチャーをする方にはどのように積み木を積み立てるかの指示が与えられる

 

しかし、⑶において、指示には数字やハングル文字などが書かれており、赤青黄色緑の色とは対応しないなど簡単にはいかない。

 

これが意外と難しく、最終的に16点中たった3点を取ったチームが勝ちました。

最後みんなで一つの問題をやった際にはなんとか満点を取ることができました。

 

*このワークショップを通してTさんが最も伝えたかったこと、それは

 

①レスポンシブネス

ビジネスの場では、相手からどんな指示がでているのか、何が求められているのか、を正確に把握すること。そしてそれをキャッチするだけでなく、適切に投げ返すこと

 

 

②日々、考え続けること

現代世代の私たち(Trekチームのみんな)はメゾットに関しては強い。いろんな方法を思いつく。

しかし、日々の生活の中で、本気で考える力が足りない。

 

 

③この旅の中で絶対に何かを学びとってくること

今回いろんな人々にあっていろんな経験をしていると思うが、それを学んだ気になっていてはいけない。本当に何か学びになったことを見つけそれを日本に持ち帰り、何か行動しなくていけない。

 

この中でも②の考え続けることは日々の生活において意識できていないことだと思いました。初日のメルカリの石塚さんも同じことを言うように、単なる作業や仕事をこなすだけでなく、深く考える思考性を身につけたいと思いました。

 

〜参加者からのフィードバック〜


・Tさんと出会えた事がよかった。
人を厳しく育てきた人であり、これからも頼りたいと思える存在
なぜを繰り返すことで本質が見えるということが印象的だった。---岡庭さん

 

************

 

最後に、Trekチームを代表して、

 

かよさん、井田さん、Jeffさん、みらい君、そんぬ君、Wang君、そしてTさん休日の貴重なお時間本当にありがとうございました!

 

 

【Slogan Silicon Valley Trek 2日目〜How to build startup Ecosystem in U.S? 〜】

こんにちは。スローガンインターンの大野です。

昨日は2日目ということでサンフランシスコに行ってきました。

 

【9/18(金)スケジュール@SF】

 7:30-   8:00      起床&朝食

 8:30-  10:00     出発〜移動

10:00- 11:30     Sales Force Event

12:00- 13:00     Twitter オフィスツアー/ Q&A

13:00- 14:00     Lunch/ Square 訪問

14:00- 15:30     Lookout Security オフィスツアー/ Q&A

16:00- 17:30     Mercari オフィスツアー/ Q&A

19:00- 20:00     Workshop Cafe

20:00- 22:30     移動

22:30- 24:00     MTG/ ピッチ案共有

 

*****************

 

7:30-   8:00      起床&ランニング&朝食

 

 

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↑私たちの朝はランニングから始まります(笑)

 

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↑SSS Trek運動部結成

 

8:30-  10:00     出発〜移動

宿舎からUberで1時間でSFへ。

 

 

10:00- 11:30     Sales Force Event

f:id:shunnshu:20150919124417j:plain↑Seles Force Eventに行ってきました!!

 

電子機器やシステムを惜しみなく活用され、レジスターもスムーズ。電子端末が入っているネームタグで常に来訪者の情報をトラックしていました。
 

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↑Biggestスポンサーのアクセンチュアの社員さんと一枚

 

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Google社員のMeng Tanさんの講演

 

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↑ブースの雰囲気、かっこいい(笑)

 

オープンでにぎやかな雰囲気。雰囲気作りがとてもうまく、いるだけで満足してしまいそうでした(笑)

日本のテックイベントよりも圧倒的な規模感と多種多様な企業が集まっていました。

 

Googleのような大きな会社の中でも「瞑想セッション」の講演を行っているなど、会社の中の自由なカルチャーを感じました。---カイ君

 

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↑右から、カイ君、クリス君、堀くん

 

 

12:00- 13:00     Twitter オフィスツアー/ Q&A

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↑そして、歩いてTwitterのオフィスへ

 

Twitterでは4年目の大石さんと3年目の Nathanにご案内していただきました。

偶然にもお2人とも、もともとDeNAで働いた経験があり、エンジニアを経験されていました。

 

日本の会社とアメリカの会社での勤務経験がある二人はその文化の違いについて語ってくださりました。

 

Nathan「どの国でも社員たちが自分の認識、自分の国で正しいと思っていることを前提にビジネス傾向がある」といいます。

 

「しかし、実際に真のグローバル企業になるためには、自社の商品が他の国で通用するかを常に考えることが大切」で、そういうことが常に会社全体としてできている真のグローバル企業は以外と少ない」といいます。

 

大石さんは元々DeNAでモバイル関連のアプリを作っていた時にTwitterからヘッドハンドされたそうです。4年働いた大石さんは会社ではすでに古株だそうです。アメリカのソフトウェア会社での人材の流動性を垣間見ることができました。

 

・日本とアメリカの企業の大きな違いとして、アメリカでは他のスタートアップでの社員の関係がよく、いつもMeetupを気軽に企画をしている。また、各マネージメントとしては、ScrumやAgileなど会社としては統一しているんではなく、各グループに仕事をするという責任を託しているということが学べて良かった。---カイ君

 

・Keep calm and Tweet on 日本が世界で2番目に利用者が多い!140文字の制限のなかでも多用な表現ができる日本語がすてきだと感じました。---近藤さん

 

・社内の一人のスペースが広いく、社内がハッシュタグだらけだったので面白かった。食堂がめちゃくちゃ綺麗で、料理も豊富だった。---堀くん

 

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Twitterのマグカップ!!欲しい…

 

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↑オープンな食堂スペース

 

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↑ 1番右はツイッターの社員のNathan 

 

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↑最後はみんなで集合写真。1番右はNathan、右から4番目は大石さん

 

 

大石さん、Nathan、忙しい中、社内をご案内してくださり本当にありがとうございました。

 

13:00- 14:00     Lunch/ Square 訪問

 

Square訪問

Square は決済だけではなく、生活におけるUXを自ら改善していこうということを感じました。今日のお買い物でも、リュックを買うためにSquareを使い、カードで払うことができ、領収書をメールに届くようにできました。Officeでも多くのCreative Teamとデザイナーなどの存在から、私はSquareはより毎日の生活とITを浸透するためのデザインにこだわっていることに気づきました。


・スタートアップで自分の強みを生かして、日本人として、日本語という言語の壁だけではなく、文化的なローカライゼーションを担当しているところが参考になった。
また、スタートアップでは、気軽にCEOも一人の人として、社内でちょろちょろ見かけるところが魅力的だと再確認できた。---カイ君

 

 

14:00- 15:30     Lookout Security オフィスツアー/ Q&A

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↑ Lookout Securityへ訪問してきました!!

 

モバイル市場の伸び、サイバー犯罪、iOSへの攻撃が増加していく未来を予想し、

企業のセキュリティ対策を発生対処型から予想型へと促進することを目指すLookout Security。

 

コンピューターセキュリティ会社として、過去最大規模の投資を受けています。

 

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↑みんなからの質問に答えるJessie(Lookout Securityの社員さん)

 

Jessieの出身大学のウォータールー大学はインターンシップ制度がある5年制のプログラムがあるそうです。中でもスタートアップでの経験をする機会が多いので、卒業後、スタートアップで自分の力を試し、会社とともに成長したいと思う人が多い。

 

アメリカの学生が大学時代にインターンを多くこなせる現状に
日本との違いを感じ、日本でもよりそのような環境を整えたいと
思った。---河合くん

 

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↑最後にみんなで集合写真

 

16:00- 17:30     Mercari オフィスツアー/ Q&A

 

メルカリのCo-founderで現在アメリカ支社の責任者をされている石塚さんにお話を伺いました。

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↑ 質問攻めの参加者+スタッフとそれに丁寧に答えてくれる石塚さん(Mercari Co-founder)

 

石塚さんはメルカリを立ち上げる以前Lock youという会社を経営しており、そこではアメリカで作ったプロダクトをアジアで展開していくことをしていたそうです。

 

一方で現在、メルカリでは日本で作ったアプリをアメリカで展開している。

 

アメリカ→アジア、アジアアメリカのどっちのビジネス展開も経験もしている石塚さんに日本とアメリカでの’’違い’’について触れていただきました。


「プロダクトよりも日本での働き方が大きく違った。日本で会社を経営するのは初めてだった。

 

当時、日本ではスタートアップの文化が浸透しておらず、シリコンバレー風の経営は日本では難しかった。

 

シリコンバレーでの経営は、給料などの待遇がよくなくても、会社としての成長性を社員にアピールすることで仲間を取り込んでいく。とりわけ、ストックオプションの話はアメリカ企業ではほとんどあるそうで、会社の未来を社員と一緒に作っていく、その見返りが大きいことに対する魅力を感じてジョインする社員が多い」そうです。

 

「日本企業で新入社員にストックオプションを寄与する会社はまだまだ少なく、社員としてもそこの魅力を感じる社員も少ない」という。

 

社員の会社を見る際の視点や雇用のカルチャーがアメリカと日本とでは全く違うことをアメリカ、日本どちらの国でも会社を経営していた石塚さんから直接聞けたのは貴重な体験でした。


現在、多くの人々に認知され、アメリカでは400万〜500万ダウンロードを達成したという。しかし、石塚さんは、


「失敗ではないけど、成功でもない」

といいます。

 

これは日本での創業1年目と比較した際の事業の伸びとの比較した時、まだまだアメリカで伸びるという自信があるからだそう。

 

しかし、メルカリのアプリは日本で開発しており、アメリカ人のアプリに対する志向性も日本と大きく異なる(やはりアメリカではSimple the best)ため簡単ではないと言います。

 

そのため日本からの出張者を多く輩出し、現地の文化やアプリを経験、体験するための投資を多くしています。

 

マーケティング手法についてもお聞きしました。

日本=CM。

CMの費用対効果がアメリカと比較して大きい。

 

アメリカ=オンライン。 

CMが高く(同じ規模感のユーザーにリーチするには日本の5,6倍もの)、FacebokやTwitterなどのオンラインユーザーが日本の7倍近くいる。

 

今後も東南アジア発展途上国への進出を考えており、メルカリを世界中に広めることが石塚さんの夢だと言います。

 

「何もかもすぐに買えるこの時代に、物の売買=メルカリという認識を消費者の中でもたせたい。」

 

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↑大事にしている価値観について語る石塚さん

 

「誠実であることを大切にしています。」

 

「国をまたいで仕事していると考え方が全く違う人々、自分の意見に賛同してもらいない環境に直面します。

 

そういった状況ではなぜAgreeできないか、なぜ意見がぶつかるのか常にしっかりと正直に伝えることが大切です。」

 

一方でアメリカはみんな自分の意見をいうものの、上司の意見は意外と尊重することが多い。

 

 

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↑Co-founderの石塚さんと日本のメルカリでインターン経験がある堀君のツーショット

 

 

 

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↑最後にみんなで記念写真。メルカリバックいただきました!! 

 

 

・仕事における悩みなどを考量した上で、あえて毎日自分で考える時間を設けているという考えがとても参考になった。---カイ君


・起業をするまでの裏側やその後の苦悩などリアルな話を聞け
大変おもしろかった。また、日本とアメリカでのビジネスの違いを聞くことが出来、グローバルに
ビジネスを展開することの醍醐味を知った。---河合君

 

2時間にわたって質問攻めの一同に対し、一つ一つ丁寧にお答えいただいた石塚さん、

本当にありがとうございました!!

 

19:00- 20:00     Workshop Cafe 

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20:00- 22:30     移動

 

 

22:30- 24:00     MTG/ ピッチ案共有

 

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↑岡庭さんのピッチ。パッションドリブンで良い発表でした!

 

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↑堀君のピッチ。こちらはプロダクトをベースとした発表でイメージがしやすかった。

 

どちらの発表も人柄や考え方の特徴が如実に出ており、すごく良かったと思います。

最終プレゼン頑張ってください!!

 

最後に、本日のタイトルについてですが、3社の社員さんとのお話を通して、日本とアメリカにおけるStart-up Ecosystemの作り方の違いが見えてきたような気がしました。

 

ツイッターの大石さんの話からわかるように、アメリカのスタートアップでは、3年くらいのスパン(4年だと長いと感じる)転職する人が多く、社員の流動性が高い。終身雇用制の日本とは考え方の根本が違う。

 

⑵メルカリの石塚さんの話ではアメリカにおける多くの企業は社員をAttractする際に採用時にストックオプションの話をする。社員は会社の成長スピード将来性に魅力を感じ会社に入ることが多い。給料や福利厚生に魅力を感じやすい日本(一般的に)との違いがわかる。未来に対してのリワードを求めてジョブチェンジしているという事実は日本人として新鮮に聞こえた。

 

⑶大学在学中にベンチャーでのインターンを斡旋する大学も多く、環境の違いからスタートアップに興味を持つ学生も多い。一般的に4年次に、周りと一緒に就活を始める日本と環境的に少し違いがあることがわかった。

 

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ということで2日目が終了いたしました。

今日はUC Berkeley MBAの方々によるパネルディスカッションやSF観光などをしております。

 

またすぐ更新します〜!