【シリコンバレープログラム直前研修】Meryeself表孝憲さんによる特別ワークショップ
皆さんこんにちは。
スローガンシリコンバレーサマーキャンプ、
コンテンツ企画担当スタッフの遠藤舞です!
本日はスローガン東京オフィスにて、
9/14に開催された第二回目の事前研修についてご報告したいと思います。
直前ということで、
プログラム参加者とスローガンの社員の方々にも参加していただき、
大盛り上がりの3時間半となりました!
私、遠藤もちゃっかり参加してきたので、
その時の様子を皆さんにお届けいたします。
…と、その前に。
本日の内容を皆さんにもより深くご理解していただくため、
Meryeselfとその創業者の表孝憲さんについて簡単にご紹介いたします。
・Meryeselfとは?
ー 個人個人のキャリア形成を、シリコンバレー発の人工知能と心理学に基づいたクイズを用いてサポートする会社。個人の分析データと各社スーパースターのデータから、一人ひとりが最も活躍できる企業探しをお手伝いしている。
2015年7月には、人工知能を使った転職マッチングプラットフォーム「mitsucari(ミツカリ)」もローンチしている。
*The BRIDGEで取り上げられた記事
・創業者:表 孝憲さんの経歴
ー モルガン・スタンレー証券株式会社に新卒で入社し債券統括本部の営業を担当する傍ら入社半年後から採用活動に従事し、2010-2012年はリクルーティングコミッティーリーダーを務める。UC BerkeleyにてMBAを取得し、Merye Inc.を起業。日本にも株式会社ミライセルフを設立し代表取締役CEOに就任。
というように、現地シリコンバレーで実際に運営されている
デザインシンキングを用いた表さんの自己分析ワークショップを、
事前研修として学生とスローガンの社員さんに体験してもらいました!
それでは当日の流れを見ていきましょう〜!
(1)自分が幸せと感じた・感動した瞬間を書き出そう!
自分のプラスの感情をひとりひとりで書き出し、
2人1ペアで協力しあってセグメント分けしていきます…
↑楽しかった瞬間を思い出して思わず笑みがこぼれる高良君。
一体何を書いているのでしょう?
そして二人で協力して、頭の中を整理していきます!
↑お互いの思考を深掘りし合う近藤さん(右)と清水君(左)
↓講師の表さんに区分のアドバイスを受ける堀君、
何を書いたのでしょうか・・・
↑インタビューでも答えていたように、本当に火おこしが好きみたいですね!(笑)
続いて、
(2)自分が悔しいと感じた・腹が立った瞬間を書き出そう!
最初の作業とは反対に、負の感情を書き出していきます。
そしてまたペアになって、セグメント分け。
自然と表情も真面目になっていく皆…
↑スローガン社の馬場さんも真剣な表情で取り組んでいます!
議論も白熱してきました〜!
自分の心の中を覗かれるのって、少し恥ずかしいですよね。
そして相手に直感的な感情を論理的に説明していきます・・・ううん難しい。
↑主催者インターン大野も、頭を使って自己分析。
何が見えてきたのでしょう?
(3)ゴールを達成する上での葛藤を言語化/対立させよう!
自分の中にある葛藤を書き出して、
そこから生まれるメリット(赤)/デメリット(黒)を細分化して
このサークルの図に当てはめて書いていきます!
↑冷静に、そして着実にメリット/デメリットを分析していく清水君。
(※こちらのインサイトマップは生田知久さん、株式会社WOW WAY (ワオウェイ)様のご協力で使わせていただいております。)
最後に、
絶対に自分にとって欠かせない条件・絶対に嫌な条件を三つずつ丸をつけ、
自分の中のコアバリューを明示化していきます!
↑「それは嫌だわー!」と、渋い顔をする高良君。
自分にとって絶対に嫌な条件が見えたのでしょうか(笑)
(4)10年後の自分の理想図を描いてみよう!
今までのワークを終え、
自分にとって大事な価値観が整理された上で、
改めて10年後の自分の理想図を絵で描いてみます。
↑堀君の描く10年後の自分!!一言では表しきれない夢が詰まっていますね(笑)
(5) (4)で出した理想図を実現させるために必要な8つの要素を、細分化して書き出していこう!
夢実現のために必要な要素を8つ書き出します。
そして、その要素を満たすのに必要な
要素たちをさらに書き出していきます…
↑完成版はこんな感じです
ゴールから逆算して、今の自分に必要な行動が見えてきますね!
・・・と、盛りだくさんなレクチャーを終え、
3時間のワークショップ、終了!!!
本当にありがとうございました♩
最後は皆で表さんにキャリアや自己分析に関する
様々な質問を聞きました。
シリコンバレーに行くにあたってのアドバイスも
たくさん聞くことができましたね!
そして、ワークショップのフィードバック会。
参加者の皆はどう今回のワークショップについて感じたのでしょう?
・清水君
「自分の飽きっぽい一面がわかった。自分の必殺技を、色んなことをしながら見つけていけたら嬉しいと思う。自分は、T型人間なんだなと感じました。小さな失敗を繰り返して成長していきたいことがわかりました!」
(表さんからのFB)
「いろんな仕事をしてみたいから、飽きっぽいんだろうね。そういった一見短所に見える特徴の中に、自分の長所がみえてくるはず。コンサルティング業など向いてるのかもしれないよ。」
・堀君
「やっぱり、人を助けることが好き!自分が教えて、相手が成長する、というWinWinの関係が心地いい。理想図を絵にした時に、時間軸で区切ると、自分にとってプライベートと仕事の時間がハッキリと分かれてるということがわかりました。自分の中で、プライベートの時間も大切なことが見えてきました。」
(表さんからのFB)
「他人と自分を比べると、価値観の違いが見えてきて面白いね。そうやってコアバリューを見つけて基準を決めていき、仕事を選んでいくといいかも!」
・高良君
「僕は、人生の中でとにかく大きい山を登りたいんです。その上で、PDCAが早いこと、熱い仲間と一緒に何かをすることなど、自分の中でもともとある重要な価値観は、改めて自己分析をしてみても揺らいでいないことがわかりました。」
(表さんからのFB)
「大きな山を早く回す、というのが難しくなってきている今の世の中で、それをどうやって実現させていくかが、キャリア形成のみそになってくるね。社会に対して大きな提供価値を持つ、という意味では、エネルギー等がいい分野なのかもしれないね。」
〜表さんから最後の一言〜
表さんから最後に、自分のキャリア形成をしていく上でのアドバイスをいただきました!
「人間のやりたいこととそのDecision(決意/選択)は、人生を通してそんなに変わらない。
だからこそ、それを言語化することって凄く大事です。
僕のコアバリューは「発見」でした。それをつきつめていったら、今の職業になった。
『人に向いていることを発見する』、それが現在の職業ですね。
皆も、強みと好みを言語化していく中で、自分の役割が見えてくるはず。
だから、言語化はふわっとしたものではだめなんです。」
本当にやりたいこと、自分の適正がわからない…って、
誰にでも訪れる悩みだと思います。
しかし、こうして徹底的に仮説をもって自己分析を行うことで、
自分の本当の強みをみつけることができ、
そうした悩みも解決されるかもしれないですね。
さあ、そしてラストは、
シリコンバレー出発に向け、熱い決意を胸に皆で記念撮影!
左から 表さん・高良君・まゆさん(インターン)・清水君・堀君・大野(インターン)
さて、明日からプログラムがはじまります。
現地からもこのブログを通して随時リポートしていきますので、
聞きたいことなどありましたら、どしどしご連絡ください。
お待ちしております!
以上、現場より遠藤でした!