Slogan Silicon Valley Trek

400人近い中から選抜された大学生数名とスタッフ一同をメンバーとしたSilicon Valley Trekチームによるブログです。シリコンバレーの有名企業への訪問や現地start-upでのインターン経験、現地で活躍する方々との交流を通してシリコンバレーの生の声を日本の学生に発信することを主な目的にしております。【シリコンバレーサマーキャンプ】http://sss.goodfind.jp

【Slogan Silicon Valley Trek 最終日〜How the power of design change the world?〜】

おはようございます!スローガンインターンの大野です。

 

シリコンバレーサマージョブもいよいよ最終日(7日目)を迎えました。

 

最終日はStanford Dayでした。シリコンバレーエリアで流行りの「デザインシンキング」を教える、Stanford d.schoolとバーチャルリアリティを体験出来るStanford VRHLを訪れました。

 

【9/23(水)のスケジュール】

10:00-12:15 Stanford University Design Thinking Workshop

12:30-14:30 Stanford 観光

14:30-15:30 Stanford University VRHL

17:00-18:00 スクラムベンチャーズ訪問

18:00-19:00 お土産購入タイム

20:00- 23:00 帰宅/MTG/最後の晩餐

 

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10:00-12:15 Stanford University d. school. ~Design Thinking Workshop~

 

いまシリコンバレーエリアで流行りの「デザインシンキング」を教えるStanford d.schoolに訪問、日本から来た起業家の方々と一緒にツアーに参加しました。

 

現地では、卒業生のDurellさんとVIAでデザインシンキングを教えるYiさんにd.schoolを案内してもらった後、みんなでワークをし、講義を受けるという流れでした。

 

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↑d.schoolについての説明をするd.school卒業生のDurellさん

 

Durellさんはd.schoolを卒業した後、DC Design Studioというデザインコンサルティングのスタートアップをご自身で始めました。

 

コンサルティング会社では解決できなかったような問題をデザインシンキングを通して解決しようとする会社で、これまで数々の実績をあげてきました。

 

クライアントの問題解決をサポートすべく、問題に対する共感、問題定義、アイディア出し、プロトタイプ化、テストを通してクライアントと一緒に考え、問題解決方法の糸口を教えています。

 

Durellさんは

1、顧客を常に第一と考えること

2、デザインシンキングの過程で顧客と一緒に取り組むこと

3、なるべく早くPrototypeを作り、テストすること

の3つを常に意識されているそうです。

 

コンサルティング会社との一番大きな違いとは、

デザインコンサルはコンサル業務だけでなく、時に製造、教育、商品開発も問題解決の過程でクライアントと一緒に行うことです

 

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↑壁じゅうがポストイットだらけ

 

Durellさん「d.schoolでは写真、テーブル、壁などを含めたすべての備品が空間や場の雰囲気を形作っています。空間は毎日、継続的に進化しており、私が前回来た時と比べてもだいぶ変わりました。」

 

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↑すべての壁、ドアがホワイトボード

 

 

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↑考えたアイディアを形にしてプロトタイプ化するための道具

 

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↑廊下には車が置いてあり、この中で作業する学生も多いそうです。

 

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↑Durellさんのデザインシンキング講義

 

デザインシンキングで重要なプロセスは、

Empathy(他人と問題について共感すること)

    ↓

Define(何が根本的な問題であるか定義すること)

    ↓

Ideate(解決策となりうる案をできるだけ多くアウトプットすること)

    ↓

Prototype(アイディアを形にすること)

    ↓

Test(テストすること)

 

とりわけこのプロセスをとにかく多くトライし、PDCAを多くまわすことが何よりも重要です。

 

⑴の共感の部分ではでは

・どんな問題が起きているか観察すること

・問題を抱える人との対話を通して、一緒に取り組むこと

・実際に問題を自分で実行し、経験すること

が大切です。

 

最後にDurellさんの会社DC Design Studioのホームページからの引用の紹介

「DC Design exists to help you change the world. We believe that design has the ability to transform everything from the world around us to the very lives we lead. We work closely with companies, schools and individuals to provide them with the tools and products they need to make life easier, more fulfilling and more delightful for those around them.」

 

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↑最後はDurellさん、Yiさんと一緒に記念撮影

 

12:30-14:30 Stanford 観光

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↑素晴らしい天気と建物に高揚し、とりあえずみんなでジャンプ

 

f:id:shunnshu:20150926142701j:plain↑キャンパス内どこを歩いても本当に素敵でした

 

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↑パークでの一枚

 

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↑ショップはスタンフォードシンボルのえんじ色カラー

 

14:30-15:30 Stanford University VHIL(ヴァーチャルヒューマンインターラクションラボ)

 

観光でみんなではしゃいだ後は、Stanford University VHILにてヴァーチャルリアリティを体験!!

 

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↑空飛ぶはるちゃん

 

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↑危険な橋を渡るクリス

 

その他、ヴァーチャルの世界では、海で泳いだり、エルモとあったり、木を切ったり、ラグビーの試合を経験したりしました。

 

今後、こうした実験を繰り返しグレードアップし、最終的には企業に対してVR技術を売ったりするそうです。

 

今回VRの経験は個人的に初めてでしたが、次経験する時は日常生活の中で使われているかもしれません。

 

17:00-18:00 スクラムベンチャーズ訪問

 

スクラムベンチャーズアーリーステージのスタートアップ企業に投資をするファンドを運営しており、eコマース、ヘルスケア、エンタテインメント、 SaaS、教育、IoTなど幅広いカテゴリーの革新的なスタートアップ 30社以上に投資をしています。

 

地域は、シリコンバレーを中心に、主にアメリカのスタートアップのアジア進出の支援している。

 

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スクラムベンチャーズの主な投資先

 

事業「インキュベーション」第一弾であるHASH LYVEで若くしてCEOを勤めるFukeさんにお会いし、お話を伺いました。

 

HASH LYVEシリコンバレー発のプロダクト及びサービスの「体験動画」を配信をしていく動画メディアで、これまでテキストを通じてでしたか得られなかった海外プロダクト・サービスの情報を、30-60秒という短い動画を通じて理解出来るというサービス。

 

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スクラムベンチャーズが運営するオフィススペース「ZEN Square」の前で記念撮影

 

20:00- 23:00 帰宅/MTG/最後の晩餐

最終日ということで、今日は自宅でホームパーティ&お別れ会!!

 

料理はすべて寶納さん、まいちゃんの手作り!!

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最後の晩餐ということで、料理も最高に美味しく、最高に楽しい最後になりました〜♪

 

 

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今日はスタンフォードデイでしたが、今後ますます流行の波に乗っていくだろうデザインシンキングとヴァーチャルリアリティを経験できたのは良かったです。

 

Trekチームも初日と比べて断然と仲良くなり毎日楽しくプログラムを進めることができました。皆さんに感謝。

 

そしてこのプログラム中お会いしていただいた皆様、現地のサポーターの皆様に心より感謝申し上げます。プログラムが実りのある大変充実したものに終えることができたのも皆様のおかげです。今一度深く感謝申し上げます。

 

ひとまずプログラムはこれで終了です!!

が、今後また振り返りやまとめの記事など更新できればと思っています!